桐月一邦 兵庫県議会議員。女性議員にセクハラ行為をしていた事が判明

桐月一邦
兵庫県議会議員。女性議員にセクハラ行為をしていた事が判明
兵庫県議会の桐月(きりつき)一邦(いっぽう)県議(37)=神戸市垂水区選挙区、当選1回=が、所属する自民党議員団の宴会で「女性は金で買うもの」と発言し、
同席した女性県議に抱きついていたことが16日、関係者への取材で明らかになった。

月氏は同議員団に退団届を提出したが、議員団は「(本人の反省などの)経過をみたい」として受理せず、口頭注意にとどめた。

関係者によると、10月上旬ごろ、同議員団所属の当選1〜3回県議と役員を交え、酒食を伴う懇談会が神戸市内で開かれた。

月氏は席上、他の県議との会話で「女性は金で買うもの」などと発言。周囲の県議らがたしなめたが、桐月氏はさらに女性県議の隣に座り、「1万円でどうや」と言いながら抱きついたという。

女性県議は数日後、同議員団の石川憲幸幹事長に処分などの対応を求めた。桐月氏は「不快な思いをさせた」として退団届を提出。

しかし、石川幹事長は「酒の席のことでもあり、本人も反省している。しばらく様子をみたい」と受理を見送り、桐月氏に「悪ふざけはいかん」と口頭注意した。公表はしていない。

月氏は謝罪の意向を示しているが、女性県議は「顔を合わせたくない」と拒否している。

月氏産経新聞の取材に「紹興酒などを飲み過ぎて酔っていたので覚えていないが、もし事実なら、ただもう反省しかない。今後は飲み過ぎないようにしたい」と話している。

月氏は7月に行われた県議補欠選挙で初当選した。