沢尻エリカ、報道番組で「別に」騒動当時の心境を告白!

 女優、沢尻エリカ(27)が、17日放送のBS−TBS「週刊BS−TBS報道部」(日曜後9・0)に出演。2007年の主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで司会者の質問に「別に」と不機嫌そうに発言したことについて言及していることが15日、分かった。


 同局によると、沢尻が報道番組で「別に」発言について本格的に告白するのは初。発言直後、テレビ朝日系番組で涙ながらに謝罪したが、今回は詳細に理由を語った。

 今回、特派記者でTBS系「NEWS23」で司会を務めた経験を持つ松原耕二氏(53)の取材に応じた沢尻。母親がフランス人のハーフで当時、「私は何かみんなと違う」との思いを抱え、自分の意見が理解されなかった際には「すごく葛藤し、偏屈な考えを持っているときもあった」と振り返った。

 「別に」発言は葛藤する時期のもので「もう(精神的に)いっぱい、いっぱいで『私はこう』みたいな決められた価値観で生きてきて。それがパンクしたのが理由の一つ」と自己分析した。

生い立ち
父親が日本人で母親がアルジェリア系フランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフ。
名前の“エリカ”はツツジ科のエリカに因んで命名された。
デビュー・モデル時代
小学校6年生の時に芸能界デビュー。初めての仕事は、『りぼん』の懸賞ページのモデル。その後『ニコラ』のモデルとなった。
女優・歌手活動
2002年『フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出。
2003年TBS系『ホットマン』で連続テレビドラマに初出演。
2004年映画『問題のない私たち』で準主演を務め、映画初出演。
2005年映画『パッチギ!』で演じた「リ・キョンジャ」役が高く評価され、数多くの映画賞・新人賞を受賞した。
沢尻は『パッチギ!』について「映画だけど映画じゃない。そういう事実を伝える最高の教科書みたいなもの」と語り、「この映画を通して女優として得たものも多く、結果がどうであれ物事にぶつかっていくことに意味がある」と発言した。
2005年フジテレビ系で放送の初主演ドラマ『1リットルの涙』での演技が高く評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞した。