さくら、パパを今季初フル帯同へ!再々逆転女王へ次戦捨て身タッグ スポーツ報知

 ◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス最終日(24日、愛媛・エリエールGC松山=パー72) 5位からスタートした横峯さくら(27)=エプソン=は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算11アンダーまでスコアを伸ばしたが、7位だった。先週の伊藤園レディスで今季4勝目を挙げ、賞金ランク首位に立ったが、1試合で陥落。次週の最終戦、LPGAツアー選手権リコー杯での再々逆転へ、コーチの父・良郎さん(53)の今季初のフル帯同も決定した。白熱する森田との賞金女王の行方を竹内達朗記者が「占う」。


 遠くで聞こえる大歓声を淡々と聞いていた。1組後ろでプレーする森田が17番で劇的イーグルを奪い、優勝をたぐり寄せた時、さくらは18番パー4を2オン2パットでまとめてホールアウト。スコアを3つ伸ばしたが、順位は5位から7位に下げた。そして先週の優勝で今季初めて奪った、賞金ランク首位の座をわずか1週間で明け渡した。

 「それはスタート前から想定していました。あと1試合あって良かったです」と柔らかな笑みを浮かべた。本人が「だまし、だまし」という通りの展開だった。前半に2打伸ばしたが、折り返してからはショットが不安定に。好調な寄せでピンチを防ぎ、パーを積み重ねたが攻めることはできず。「2位狙い」の思惑は崩れ「35点。つらかった」と本音をこぼした。

 大会前は約1170万円差で賞金ランク首位だったが、一転厳しい状況に追い込まれた。4年ぶり2度目の頂点は、最終戦で森田が下位に沈んだ上で、単独8位以上が最低条件となる。大一番にはコーチの父・良郎さんも今季初めてトーナメントにフル帯同する。

 09年も父の見守る前で、最終戦での逆転Vで初の賞金女王に輝いた。今年と同じ会場(宮崎CC)で、最終日に5打差をはね返してシーズン6勝目。賞金も史上最高の1億7501万6384円とし、諸見里しのぶとの540万円差を逆転した。「その経験がそれなりに生きてくるかもしれません。でも、最終戦もOKラインを上げずにプレーしたい」。最後までマイペースを貫き、晩秋の宮崎に再び季節外れのさくら吹雪が舞う。

 ◆09年の大逆転劇 最終戦諸見里しのぶと約540万円差の賞金ランク2位で出場。首位と5打差5位で迎えた最終日14番、ピンに20ヤードの左ラフから放った第3打は、強かったが吸い込まれるようにカップイン。15番第2打は、グリーン手前の土手に当たったボールが、導かれるようにグリーンを転がってカップ縁へ。「神懸かっていました」と4バーディー、1ボギーの69で優勝し、逆転賞金女王に輝いた。

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